4K [ よんけー ]

用語解説

4Kとは、映像の解像度を表す規格のひとつで、横方向に約4,000ピクセルの解像度を持つ高精細映像を指します。
一般的には「3840×2160ピクセル(UHD)」が4Kとして広く使われており、フルHD(1920×1080)の約4倍の画素数を持つ点が最大の特徴です。
LEDビジョンやデジタルサイネージの分野では、大型画面でも細部までくっきりとした表示ができる指標として重要視されています。

LEDビジョンにおける4Kは、単に映像ソースが4K対応であるだけでなく、画面全体として4K相当の解像度を表現できる構成になっているかが重要です。これは、使用されるピクセルピッチやモジュール数、画面サイズによって左右されます。
例えば、同じ4Kでもピクセルピッチが粗い場合、近距離では画素が目立ち、本来の精細さを活かしきれないことがあります。

4K対応のLEDビジョンは、企業エントランス、商業施設、展示会、イベント会場など、高い訴求力や没入感が求められるシーンで多く採用されています。
写真や動画、細かい文字情報を多用するコンテンツでも、情報量を落とさず表示できるため、ブランドイメージの向上や情報伝達力の強化につながります。

一方で、4K表示には注意点もあります。映像コントローラーやスイッチャー、ケーブル類など、周辺機器も4K対応で揃える必要があり、システム全体の構成が複雑になりがちです。
また、データ量が大きくなるため、再生機器の処理能力や配信方法にも配慮が求められます。
用途によっては、フルHDや2Kでも十分な視認性が確保できるケースもあります。

そのため、4Kは「高精細であれば良い」という単純な判断ではなく、視認距離・設置環境・表示コンテンツ・運用コストを踏まえたうえで選定することが重要です。
LEDビジョンにおける4Kは、高品質な映像表現を実現する強力な選択肢であり、目的に合った設計と運用によって、その価値を最大限に発揮します。