視野角 [ しやかく ]
用語解説
視野角とは、LEDビジョンやデジタルサイネージの画面を、どの角度から見ても正しく映像を認識できるかを示す指標です。
一般的には、画面の中心から上下方向(垂直視野角)・左右方向(水平視野角)に、どこまで色や明るさ、コントラストが保たれるかを角度(度)で表します。
視野角が狭いディスプレイの場合、正面からは問題なく見えても、斜め方向から見ると「暗くなる」「色が変わる」「映像が白っぽく見える」といった現象が起こります。
一方、視野角が広いLEDビジョンであれば、見る位置が多少ずれても映像の品質が保たれ、多くの人に同じ情報を届けることができます。
LEDビジョンは、一般的な液晶ディスプレイ(LCD)と比較して視野角が広いことが大きな特長です。
特に屋外広告や商業施設、イベント会場などでは、正面だけでなく左右・上下さまざまな位置から同時に見られるケースが多いため、広い視野角が求められます。
歩行者が移動しながら見る、複数方向から人が集まるといった環境では、視野角の広さがそのまま視認性と広告効果に直結します。
また、視野角は設置高さや設置角度とも深く関係しています。
高所に設置された屋外LEDビジョンでは、下方向への視野角が十分に確保されていないと、近くにいる人ほど映像が見えにくくなります。
屋内でも、壁面設置や天吊り設置の場合、視線の角度を考慮した視野角設計が重要になります。
さらに、視野角はピクセルピッチやLED素子の構造、パネル設計によっても左右されます。
高精細モデルであっても視野角が狭いと実用性が下がるため、解像度や輝度だけでなく、視野角も含めて総合的に判断する必要があります。
視野角を正しく理解し、設置環境や視認距離と合わせて検討することで、より多くの人に均一で見やすい映像を届けるLEDビジョンの導入が可能になります。
