自立スタンド [ じりつすたんど ]
用語解説
自立スタンドとは、LEDビジョンやデジタルサイネージを床面に直接設置し、自立させるためのスタンド型構造のことを指します。
壁面や天井に固定する必要がなく、専用の支柱やフレーム、ベース部分によって安定性を確保する設置方法で、屋内外を問わず幅広いシーンで利用されています。
自立スタンドの最大の特長は、設置の自由度が高いことです。
壁に穴を開けられない施設や、仮設・期間限定のイベント、展示会、商業施設の通路やエントランスなど、固定工事が難しい場所でも比較的容易に導入できます。
また、レイアウト変更や設置場所の移動がしやすいため、販促内容や導線の変更に柔軟に対応できる点もメリットです。
構造面では、表示パネルを支える支柱部分と、転倒防止のためのベース部分で構成されるのが一般的です。
屋内用の場合は比較的コンパクトな設計が多い一方、屋外用では風や振動に耐えるため、重量のあるベースやアンカー固定を併用するケースもあります。設置環境に応じて、耐震性・耐風性を考慮した設計が重要になります。
また、自立スタンドは視認性の確保にも大きく関わります。
設置高さや画面の角度を調整できるタイプであれば、来場者の目線に合わせた表示が可能となり、情報の伝達効率が向上します。
特に人の流れが多い場所では、視認距離や視野角を踏まえた高さ設定が重要です。
一方で、自立スタンドには注意点もあります。床面スペースを一定程度占有するため、通行の妨げにならない配置計画が必要です。
また、電源ケーブルや通信ケーブルの取り回しを誤ると、つまずきや事故の原因となるため、配線処理や養生にも配慮しなければなりません。
自立スタンドは、「固定せずに設置したい」「柔軟に運用したい」というニーズに応える設置方法です。
設置環境や用途、画面サイズに合わせて適切なスタンドを選定することで、安全性と視認性を両立したLEDビジョン運用が可能になります。
