立面図 [ りつめんず ]
用語解説
立面図とは、建物や構造物、設備を正面・側面などの“立った状態から見た形”で表した図面のことです。
主に高さや縦方向の寸法、設置位置の関係性を把握するために用いられ、LEDビジョンやデジタルサイネージの設置計画においても重要な役割を果たします。平面図が「上から見た配置」を示すのに対し、立面図は「正面・側面から見た見え方」を示す点が大きな違いです。
LEDビジョンの導入において立面図が必要となる理由は、設置高さ・画面サイズ・周囲構造物との関係を正確に確認するためです。
例えば、建物の壁面にLEDビジョンを設置する場合、地面からの高さ、看板や窓との位置関係、通行人からの視認位置などは、平面図だけでは把握できません。立面図を用いることで、実際の見え方や圧迫感、視線の入り方を事前に検討することができます。
また、立面図は施工や安全面の検討にも欠かせません。
LEDビジョンは重量があるため、取付位置の高さや支持構造、足場の必要性などを事前に確認する必要があります。
立面図があることで、工事業者や設計担当者が同じイメージを共有しやすくなり、施工トラブルの防止につながります。
屋外用LEDビジョンの場合は、立面図を使って風や雨の影響、建物からの張り出し量、法規制への対応を検討することもあります。
自治体の景観条例や屋外広告物規制では、設置高さや外観への影響が問われるケースがあり、その際にも立面図が提出資料として活用されることがあります。
このように立面図は、単なる図面ではなく、設計・施工・確認・合意形成を支える重要な資料です。
LEDビジョンを安全かつ効果的に設置するためには、平面図とあわせて立面図を作成し、設置環境を多角的に検討することが欠かせません。
