フレームレート [ ふれーむれーと ]
用語解説
フレームレートとは、1秒間に表示される静止画像(フレーム)の枚数を表す指標で、動画や映像のなめらかさを決定づける重要な要素です。
一般的に「fps(frames per second)」という単位で表記され、たとえば30fpsであれば1秒間に30枚、60fpsであれば1秒間に60枚の画像が連続して表示されていることになります。
LEDビジョンやデジタルサイネージにおいて、フレームレートは動きのある映像の見え方に直結します。
フレームレートが低い場合、動きがカクついて見えたり、残像感が強くなったりすることがあります。
一方でフレームレートが高いほど、動きは滑らかになり、スポーツ映像や商品プロモーション動画、人物の動きを含むコンテンツなども自然に表示できます。
ただし、フレームレートは単独で評価するものではありません。LEDビジョンでは、リフレッシュレートや映像ソースの出力設定、コントローラーやスケーラーの性能など、複数の要素が組み合わさって最終的な表示品質が決まります。
映像ソースが60fpsであっても、表示側の設定がそれに対応していなければ、本来の滑らかさを十分に活かせない場合があります。
また、フレームレートを必要以上に高く設定すると、映像処理の負荷が増え、システム全体に影響を与えることもあります。
特に長時間稼働するサイネージ用途では、安定動作と省エネ性のバランスを考慮することが重要です。
そのため、用途に応じて適切なフレームレートを選択することが求められます。
一般的な情報表示や静止画中心のサイネージでは30fps程度でも十分な場合が多く、動きの多い映像や臨場感を重視する用途では60fps以上が選ばれる傾向にあります。
重要なのは「高ければ良い」という考えではなく、表示するコンテンツと視認環境に合った設定を行うことです。
このようにフレームレートは、LEDビジョンの映像品質を左右する基本的な指標のひとつであり、リフレッシュレートや解像度と合わせて理解することで、より適切なシステム設計と運用が可能になります。
