シーリングハイ(CH) [ しーりんぐはい ]
用語解説
シーリングハイ(CH)とは Ceiling Height(シーリング・ハイト) の略称で、床面(FL:フロアレベル)から天井までの高さを示す寸法のことを指します。
建築図面や施工図、設備設計などで広く使用される表記で、LEDビジョンやデジタルサイネージの設置計画においても非常に重要な指標となります。
LEDビジョンの設置では、単に壁や天井に取り付けられるかどうかだけでなく、「どの高さに、どの角度で、どのサイズの画面を設置するか」が視認性や安全性に大きく影響します。
そのため、シーリングハイを正確に把握することは、適切な設置位置や構造設計を行ううえで欠かせません。
例えば、天井吊り下げ型のLEDビジョンや、吹き抜け空間・商業施設のエントランスなどでは、シーリングハイが高いほど大型ビジョンや縦長ディスプレイの設置が可能になります。
一方で、天井高が低い空間では、圧迫感を与えないようにサイズを抑えたり、壁面設置や薄型タイプを選定したりといった配慮が必要になります。
また、シーリングハイは視認距離や視線角度の設計にも関係します。
天井近くに設置されたディスプレイは、下から見上げる形になるため、映像が見づらくなったり、首への負担が増えたりする場合があります。
そのため、来訪者や通行人の目線の高さ、動線、滞在時間などを考慮した上で、シーリングハイと設置高さのバランスを検討することが重要です。
さらに、シーリングハイは施工面でも重要な要素です。
天井内には照明器具、空調ダクト、スプリンクラー、配線配管などの設備が通っていることが多く、実際に使用できる有効高さは図面上の数値よりも低くなるケースがあります。
そのため、現地調査時には天井内部の構造も含めて確認し、LEDビジョンの重量や固定方法に問題がないかを事前にチェックする必要があります。
このようにシーリングハイ(CH)は、LEDビジョンのサイズ選定・設置方法・視認性・安全性・施工可否すべてに関わる重要な基準値です。
導入を検討する際には、必ずFLとの関係を含めて把握し、最適な設置計画を立てることが求められます。
