暑い日が続き熱中症に注意が必要な毎日ですが、最近外でスマホを触ろうとすると、高音注意のマークが出ていたり本体熱くなっていた経験はないでしょうか。実は人間と同じようにスマホも熱中症になることがあるんです。
こちらは西岡店にて、HBC北海道テレビの人気番組「今日ドキッ」に取材していただいた内容です。
1. スマホのバッテリー膨張とは?
スマートフォンのバッテリー膨張とは、内部のリチウムイオン電池がガスを発生させ、その膨張が原因でバッテリーが膨れ上がる現象です。通常、バッテリーは一定の容量を持つ化学物質で満たされていますが、使用や経年劣化により、ガスが発生し、膨らんでしまうことがあります。
膨張したバッテリーは見た目にも違和感があり、特に画面が浮いてきたり、端末の背面が膨らんだりすることがあります。この現象は、放置しておくと最終的にスマホの動作不良や最悪の場合、火災や爆発などの危険にも繋がりかねません。
2. バッテリー膨張の主な原因
(1) 過充電
スマートフォンを充電しっぱなしにしていると、バッテリーが過度に充電され、膨張の原因となることがあります。特に、充電が100%に達しても長時間充電を続けると、バッテリー内部の圧力が高まり、膨張が起こることがあります。
(2) バッテリーの劣化
スマートフォンを長期間使用していると、リチウムイオン電池の劣化が進行します。使用年数が長くなるほど、充電容量が減少し、膨張が起こるリスクが高くなります。特に、2年以上使用したスマホはバッテリー交換が必要なサインかもしれません。
(3) 高温・直射日光の影響
夏の暑さや高温多湿の環境に長時間スマホをさらすと、バッテリー内部の化学反応が過熱し、膨張を引き起こすことがあります。特に車の中や日差しが強い場所にスマホを置きっぱなしにすると、膨張が進行しやすくなります。
(4) 品質の問題
格安で購入したスマートフォンやバッテリーには、品質が低いものもあります。この場合、リチウムイオン電池が正しく製造されていない可能性があり、膨張しやすくなります。購入時には、信頼できるメーカーを選ぶことが重要です。
3. バッテリー膨張が引き起こす問題
バッテリー膨張は、見た目の異常だけでなく、実際に使用上の問題も引き起こします。まず、膨張したバッテリーがスマートフォンの内部構造を圧迫し、ディスプレイの表示に不具合を引き起こすことがあります。また、膨張したバッテリーが原因で、スマホの動作が不安定になったり、電源が入らなくなることもあります。
さらに、膨張が進行しすぎると、バッテリーの破裂や発火、さらには爆発を引き起こす可能性もあるため、非常に危険です。このような事態を避けるためにも、バッテリー膨張を早期に発見し、適切に対処することが重要です。
4. スマホのバッテリー膨張を防ぐ方法と対策
(1) 過充電を避ける
充電が完了したら、すぐに充電ケーブルを外す習慣をつけましょう。最近のスマホには過充電を防ぐ機能が搭載されていますが、長時間の過充電は避けることが理想的です。
(2) 適切な温度管理
スマホを高温な場所に放置しないようにしましょう。夏の暑い日に車の中にスマホを放置するのは危険です。また、直射日光が当たる場所や湿度の高い場所も避け、涼しい場所でスマホを使用することが大切です。
(3) 定期的なバッテリー交換
バッテリーが劣化して膨張する前に、定期的にバッテリーを交換することが推奨されます。特に、2年以上使用したスマホは、バッテリー交換のタイミングを考えた方が良いでしょう。
(4) 信頼できる修理店の利用
バッテリー膨張が確認できた場合は、自己修理を試みず、専門の修理業者に依頼することが重要です。バッテリー交換をすることで、膨張によるリスクを回避できます。
まとめ
スマホのバッテリー膨張は、使用や経年劣化によって発生する可能性があり、特に夏の暑さがそのリスクを高めてしまいます。膨張したバッテリーは、見た目や動作に異常を引き起こし、最悪の場合、発火や爆発の危険性もあります。早期のバッテリー交換で、このリスクを回避しましょう。
もし、バッテリー膨張が気になったり、スマホの調子が悪くなった場合は、スマートクリアMEGAドン・キホーテ新川店にお任せください。当店では、データそのままで即日修理を承っており、バッテリー交換も迅速に対応いたします。お買い物ついでに、ぜひお気軽にご来店ください。