水没したiPhone 11 Proも復旧可能？データ救出のための修理対応をご紹介！

2025.06.25

こんにちは！スマートクリア函館店です。

最近は急な雨や水場でのレジャーなど、水没トラブルのご相談が増えてまいりました。
ポケットに入れたまま洗濯してしまった、トイレに落としてしまった、海で使っていて水がかかった——そんなアクシデントは誰にでも起こりうるものです。

本日は、そんな水没トラブルに見舞われたiPhone 11 Proの修理事例をご紹介いたします！

今回お持ち込みいただいたiPhone 11 Proは、水場での使用中に水がかかり、その後画面が真っ暗なまま反応しないという症状に陥っていました。
外装には目立った破損はなかったものの、内部を開いてみると液晶パネルの内側にまで水分が入り込んでおり、通電時にショートしてしまうリスクが高い状態。

水没してからの対応が早かったこともあり、内部パーツの腐食や基板の焼損はありませんでしたが、液晶は完全に故障していたため交換が必要でした。

当店の水没修理では、まず分解と内部洗浄（乾燥含む）が最初のステップです。
水分を取り除かない限り、どんな修理を施しても再発の可能性が高くなるため、徹底した洗浄が重要となります。

iPhone 11 Proの場合、

液晶が水没によって表示不良を起こしていたため、今回は液晶パネルの交換も行いました。
バッテリーは水没後の膨張や劣化が早く進行するため、安全のためにも必ず新品に交換いたします。

作業は約2時間ほどで完了しました。
分解後、まず全体をアルコールと専用洗浄剤で丁寧に洗い、内部基板や端子部分の腐食を防ぐための処理を実施。
その後、乾燥機にてしっかりと乾燥させ、バッテリーと液晶を新しいものへ交換しました。

最後に起動確認・タッチ操作・充電反応・通話・Wi-Fi接続・カメラなど一通りの動作確認を行い、問題なくご使用いただける状態でお渡ししました！

ここで大切な点としてお伝えしたいのは、水没修理はあくまで一時的な延命措置であるということです。
水に濡れた基板は、一度は復旧できても内部で腐食がじわじわと進行するリスクが常にあります。

そのため、

などを速やかに進めていただくことを強くおすすめいたします。

修理後、すぐに使えるようになることがほとんどですが、「まだ使えるから」と過信して長期間使用し続けた結果、突然起動しなくなったという例も少なくありません。

水没を未然に防ぐためには、以下のような対策が有効です。

近年のiPhoneは耐水性がありますが、完全防水ではありません。
しかも、経年劣化でパッキンの密閉性が下がるため、新品時と同じレベルの耐水性能がずっと続くわけではないのです。

修理後、無事に起動したiPhone 11 Proをご覧になったお客様は、「写真や連絡先が取り出せて本当に良かった」と大変安心されていました。
水没後すぐにご相談いただけたことで、基板が生きていたことが何よりの幸いでした。

スマートクリア函館店では、水没や基板修理のご相談にも専門的に対応しております。
症状によっては即日対応が難しいケースもありますが、まずは一度ご相談ください。

店舗はMEGAドン・キホーテ函館店の1階にあり、南側（富岡方面）駐車場出入口から入ってすぐの場所にございます。

ご来店予約はホームページから、ご相談はお電話などでも受け付けております。

水没してしまった端末は、下手に触るよりも何もしないほうが復旧率が高いです。
以下を徹底してください！

水没から時間が経つほど復旧率は下がってしまいます。
少しでも不安があれば、お早めにスマートクリア函館店までお持ち込みください。

お客様の大切なデータを守るため、できる限りの対応をさせていただきます！