LEDビジョン [ えるいーでぃーびじょん ]

用語解説

LEDビジョンとは、多数のLED素子(発光ダイオード)を配列し、映像・画像・文字情報を大画面で表示できる映像表示装置のことを指します。
主に屋外広告、商業施設、駅前、イベント会場、スタジアム、店舗外壁などで使用され、高い視認性と迫力のある映像表現が可能な点が特徴です。
一般的な液晶ディスプレイとは異なり、画面そのものが発光する構造のため、明るい環境下でもはっきりと情報を伝えることができます。

LEDビジョンは、赤・緑・青(RGB)のLED素子を1画素として構成し、それぞれの発光量を制御することでフルカラー映像を表現します。
ピクセルピッチ(LED素子同士の間隔)を細かくすることで高精細な表示が可能となり、近距離視認にも対応できます。
一方で、遠距離からの視認を前提とした場合は、ピッチを広くすることでコストを抑えた設計も可能です。
このように、設置場所や視認距離に応じて最適な仕様を選定できる点がLEDビジョンの強みです。

屋外用LEDビジョンでは、高輝度性能に加え、防水・防塵性能、耐候性、耐熱性などが重視されます。
直射日光や雨、雪、気温差といった過酷な環境下でも安定して稼働するよう設計されており、長時間連続運用にも対応します。
屋内用LEDビジョンの場合は、輝度を抑えつつ高解像度で美しい映像表現が求められ、商業空間や展示、演出用途で多く活用されています。

運用面では、映像コントローラーやコンテンツ管理システム(CMS)と連携することで、表示内容の変更やスケジュール管理を柔軟に行えます。
広告や案内表示をリアルタイムで切り替えられるため、紙媒体と比べて情報更新の手間を大幅に削減できる点もメリットです。

LEDビジョンは単なる表示装置ではなく、集客力向上や情報発信力を高めるための戦略的なツールです。
導入時には、設置環境、目的、運用方法を踏まえた上で、最適な仕様と構成を検討することが重要になります。