証明書(CE/RoHS/PSEなど) [ しょうめいしょ (しーいー/ろーす/ぴーえすいー) ]
用語解説
証明書とは、LEDビジョンやデジタルサイネージなどの機器が、安全性・環境基準・法令要件を満たしていることを第三者または制度上で証明するものです。
主に製品の製造・輸入・販売・設置・使用の各段階で重要な役割を果たし、導入判断や取引の可否を左右する要素にもなります。
代表的な証明として挙げられるのが、CE、RoHS、PSEです。
CEは、主にヨーロッパ(EU)市場向けの製品に求められる安全基準への適合を示すマークで、製品が使用者の安全や健康、環境への配慮といった要求事項を満たしていることを示します。
LEDビジョンをEU圏で流通・設置する場合、このCEマークへの対応は欠かせません。
RoHSは、電気・電子機器に含まれる有害物質の使用制限に関する規制です。
鉛や水銀、カドミウムなど、環境や人体への影響が懸念される物質の含有量を制限することで、廃棄時の環境負荷を低減する目的があります。
LEDビジョンは電子部品の集合体であるため、RoHS対応の有無は環境配慮の観点からも重要視されます。
PSEは、日本国内で使用される電気製品に適用される電気用品安全法に基づく認証です。
感電や火災などの事故を防ぐため、一定の安全基準を満たした製品のみが販売・使用できる仕組みとなっています。
日本国内でLEDビジョンを設置・運用する場合、電源関連機器や電気部品がPSEに適合しているかどうかは、施工や検査の段階で必ず確認されます。
これらの証明書は、単に「マークが付いているかどうか」だけでなく、どの範囲の部品・システムが対象になっているかを確認することが重要です。
例えば、本体は対応していても、電源ユニットや周辺機器が対象外である場合、設置時に問題が生じることがあります。
証明書の有無は、安全性・信頼性の裏付けであると同時に、施工会社や施設管理者、行政との調整を円滑に進めるための判断材料にもなります。
LEDビジョンを選定する際は、性能や価格だけでなく、これらの証明書への対応状況を確認することが、安心で長期的な運用につながります。
