曲面LEDビジョン(カーブ) [ きょくめんえるいーでぃーびじょん ]
用語解説
曲面LEDビジョン(カーブ)とは、平面ではなく、湾曲した形状で映像を表示できるLEDビジョンのことを指します。
円弧状や波形、柱巻きなど、空間の形状に沿って設置できる点が特徴で、従来のフラットなディスプレイでは実現できなかった立体的で没入感のある映像演出を可能にします。商業施設のエントランス、イベント会場、ショールーム、展示空間などで多く活用されています。
曲面LEDビジョンは、柔軟性のあるモジュールや専用設計のキャビネットを用いることで構成されます。
これにより、内側に曲げる「内カーブ」や、外側に膨らむ「外カーブ」など、設置場所に応じた多様な形状に対応できます。
角度や半径を細かく調整できるため、空間デザインと一体化した映像表現が可能です。
映像表現の面では、視界を包み込むような表示ができるため、平面表示に比べて高い訴求力を持ちます。
特に視点移動に合わせた映像演出や、ダイナミックなコンテンツとの相性が良く、ブランド演出やプロモーション用途で効果を発揮します。
一方で、曲面構造では映像の歪みや継ぎ目が目立ちやすいため、精度の高い設計とキャリブレーションが不可欠です。
施工面では、平面LEDビジョンよりも設計・施工の難易度が高くなります。
下地構造の精度、曲率の設定、配線の取り回しなど、事前の設計段階で十分な検討が必要です。
また、メンテナンス性も考慮し、部分交換や点検が行いやすい構造であるかどうかも重要なポイントとなります。
曲面LEDビジョン(カーブ)は、空間演出力と視覚的インパクトを高める先進的な表示手法です。
導入にあたっては、設置目的や環境、コンテンツ内容を踏まえ、専門的な設計と施工が行える体制を整えることが成功の鍵となります。
