屋外用LEDビジョン [ おくがいようえるいーでぃーびじょん ]
用語解説
屋外用LEDビジョンとは、屋外環境での使用を前提として設計された大型映像表示装置のことを指します。
街頭広告、商業施設の外壁、駅前広場、イベント会場、スポーツ施設など、直射日光・雨・風・粉塵といった過酷な自然条件下でも安定して映像を表示できる点が大きな特徴です。
屋内用LEDビジョンと比較すると、屋外用は特に「輝度」「耐候性」「防水・防塵性能」が重視されます。
屋外では太陽光の影響を強く受けるため、屋外用LEDビジョンは非常に高い輝度(一般的に5,000〜10,000cd/㎡以上)を持ち、昼間でも視認性を確保できる設計となっています。また、夜間には明るさを自動調整する機能を備え、周囲への光害を抑える配慮がなされている場合もあります。
耐久面では、防水・防塵性能を示すIP規格(例:IP65以上)に対応していることが多く、雨水や砂埃の侵入を防ぐ構造が採用されています。
さらに、温度変化に対応するための放熱設計や、強風に耐えるための堅牢な筐体構造も重要な要素です。これにより、長期間の屋外設置でも安定した運用が可能となります。
ピクセルピッチは、設置場所と視認距離に応じて選定されます。
遠距離から視認する用途ではピッチが大きめでも問題ありませんが、近距離での視認が想定される場合は、より細かいピクセルピッチが求められます。そのため、屋外用LEDビジョンは用途や設置環境に応じた設計が不可欠です。
屋外用LEDビジョンは、単なる映像表示装置ではなく、集客力向上や情報発信の強化を目的とした「屋外コミュニケーションツール」として活用されています。そのため、設置前には環境条件、目的、運用方法を十分に検討することが重要です。
