FL(フロアレベル) [ えふえる ]

用語解説

FL(フロアレベル)とは、Floor Level(フロアレベル)の略称で、建築や設備設計の分野において、仕上げ後の床面の高さを基準としたレベル(高さ)を示す用語です。
日本語では「床レベル」や「床基準高さ」とも呼ばれ、建物内部の各設備や構造物の高さ関係を整理・共有するための重要な基準として用いられています。

LEDビジョンやデジタルサイネージの設置においても、FLは非常に重要な概念です。
なぜなら、LEDビジョンの設置高さや視認性、安全性を判断する基準となるからです。
例えば「FL+1500mm」といった表記は、「床面から1500mmの高さ」を意味し、表示装置の下端・中心・上端などをどの位置に設置するかを具体的に指示する際に使われます。

FLは、GL(グラウンドレベル)やCH(シーリングハイ)と組み合わせて使われることが多く、建物内外の高さ関係を正確に把握するための共通言語となっています。
屋内用LEDビジョンの場合、来訪者や通行者の目線の高さを考慮しながら、FLを基準に最適な設置位置を決定することで、情報の視認性を高めることができます。

また、FLを正確に把握していないと、施工段階で「思ったより高い」「低すぎて見えにくい」「安全基準に抵触する」といった問題が発生する可能性があります。特に大型LEDビジョンや重量のある機材を設置する場合、FLを基準にした構造計算や取付位置の検討は欠かせません。

設計図面では、FLは平面図や立面図、断面図などに明記されることが多く、施工業者・設計者・施主の間で認識を統一する役割を果たします。
LEDビジョン導入においても、事前の現地調査でFLを確認し、設置条件を正確に把握することが、トラブルを防ぐ重要なポイントとなります。

このようにFL(フロアレベル)は、単なる高さの表記ではなく、安全性・視認性・施工品質を左右する重要な基準です。
LEDビジョンを検討・導入する際には、FLを基準にした設置計画が適切かどうかを必ず確認することが大切です。