iPhone水没した!大切なデータを救うには丁寧な洗浄を!

こんにちは!スマートクリア函館店です。

今回は、近年ご相談件数が非常に多くなっている iPhoneの水没修理 について、実際のご依頼例とともに詳しくご紹介いたします。
スマートフォン全般にいえることですが、どれだけ精密な設計であっても、水分には非常に弱い構造となっているため、突然の水没によるトラブルは避けられません。
お風呂・キッチン・雨天時の使用・洗濯機への混入など、思わぬ場面で水没は発生します。

今回のご依頼では、端末内部に明らかに水分が入り込んでおり、基板上の腐食反応も見られました。
水没修理においては、洗浄作業(8,180円)とバッテリー交換が必須 となります。
洗浄のみでは電流の取り回しが不安定なままになり、最終的な端末の安全性や寿命に大きな影響が出る可能性があるためです。

本記事では、水没が発生した際の流れ、修理の内容、注意点、そして“水没修理=延命措置”とされる理由について詳しく解説してまいります。
函館地域ではApple Storeのような即日対応の公式カウンターが存在しないため、少しでも早くデータだけでも救い出したい方 に多くご利用いただいております。ぜひ参考にしていただければと思います。


水没によるダメージはなぜ起きるのか

iPhoneは内部に複数の基板、コネクタ、ICチップ、バッテリーなどが密集して配置されている精密機器です。
防水モデルであっても、あくまで生活防水レベルであり、長時間の水没や高温環境の水分には耐えられません。
加えて、経年劣化により防水シールは少しずつ弱まり、購入当初の防水性能を維持し続けることはほぼ不可能です。

水分が内部に侵入した場合、主に以下のような症状が起こります。

  • 電源が入らない

  • 画面がチカチカする

  • タッチが反応しない

  • バッテリーが異常発熱する

  • カメラが曇る

  • スピーカーの音がこもる

  • 充電ができない

内部に水分が残ることで腐食が進み、時間が経つほどダメージは蓄積されます。
特に 基板の腐食 は目視で判断できない部分まで進行するため、修理を急げば急ぐほど復旧率が高まるという特徴があります。


当店で行う水没修理の内容と工程

水没修理は、通常のパーツ交換とは全く異なるアプローチが必要です。当店では以下の流れで作業を行っております。

① 分解と内部状況の確認

iPhoneを開封すると、内部の水分・腐食・ショート跡などが細かく確認できます。
水没の場合、目に見える部分だけで判断しないことが重要で、端子の裏側や基板の層内部まで症状が広がっていることもあります。

洗浄作業(8,180円)

超音波洗浄機やアルコール剤を用いて、基板を中心に徹底的に洗浄します。
通常のアルコール清掃では取りきれない微細な腐食も、専用の洗浄機で除去できるため復旧の可能性が高まります。

③ 乾燥・腐食チェック

洗浄後は熱風乾燥ではなく、時間をかけた乾燥工程を行います。
急激な加熱は逆に基板へストレスを与えるため、適切な温度管理が必要です。

④ バッテリー交換(必須工程)

水没後のバッテリーはほぼ確実に劣化または内部ショートの危険性を抱えており、そのまま使用することは非常に危険です。
今回のご依頼でも、膨張こそ見られないものの電圧が不安定で、交換必須の状態でした。

⑤ その他のパーツチェック

水没状況によっては、充電口、カメラ、スピーカーなどにも影響が出ます。
そのため、洗浄後でも必要に応じて追加のパーツ交換をご提案しております。


水没修理が「延命措置」であり保証が付かない理由

水没修理をご依頼いただく多くのお客様が「直るのかどうか」を真っ先に気にされますが、結論から申し上げると “水没は100%の完全修復という概念が存在しない故障” です。

その理由は以下のとおりです。

● 基板内部の腐食は完全に除去できない

洗浄で表面の腐食を落とすことは可能ですが、基板は複数の層が重なった多層構造のため、内部層にまで浸水している場合、腐食の進行を完全に止めることは不可能です。

● 不具合が後から発生する可能性がある

水没後は、すぐに使えるようになっても時間が経つにつれて以下のような症状が出る場合があります。

  • 急に電源が入らなくなる

  • タッチが効かなくなる

  • カメラが動作しない

  • 音が出なくなる

  • バッテリーが異常発熱する

これらは水没由来の“後発症状”として非常に多く報告されています。

● そのため、各メーカー・修理店ともに保証は不可

Apple Storeやその他の修理店でも、水没修理については 例外なく保証対象外 です。
当店も例外ではなく、同じ理由で保証はお付けできません。

当店としても「少しでも長く使える状態に戻すこと」「データだけは救い出すこと」を目的に、最大限の処置を行っておりますが、どうしても限界があるため “延命措置” としての位置づけ となります。


水没したときにやってはいけない行動

水没直後に誤った対処をすると、復旧率が大幅に下がるだけでなく、内部基板に致命的なダメージを与える可能性があります。

特にNGなのは以下の行動です。

  • 電源を入れる

  • 充電ケーブルを挿す

  • 振って水を抜こうとする

  • ドライヤーで加熱する

  • 自然乾燥で放置する

  • サウナやヒーターの近くに置く

これらはすべて内部のショートを引き起こす原因になります。
水没したら 即座に電源を切り、そのままの状態でお持ち込み いただくのが最も安全です。

函館エリアではApple Storeがないため、公式対応だと道外発送となり数日〜1週間以上かかる場合があります。
急ぎでデータ復旧を希望される場合は、当店のような即日対応可能な店が非常に有用です。


まとめ:水没は時間との勝負。延命とデータ保護が最優先

iPhoneの水没は、目に見える症状以上に内部ダメージが深刻な場合が多く、早急な処置が復旧率を大きく左右します。
当店では 洗浄作業(8,180円)+バッテリー交換必須 の工程で、少しでも長く使える状態に戻すために全力で対応しております。

ただし、繰り返しになりますが 水没修理はあくまで延命措置であり保証はありません。
そのため、「データを取り出したい」「しばらく使える状態に戻したい」というニーズに最も適した修理と言えます。

即日の対応をご希望の方、症状が出ていないけれど水没が不安な方、急に電源が入らなくなった方など、お困りの際はいつでもご相談ください!

 

iPhoneの水没修理