iPhoneのパスコードを忘れた場合、一定回数間違えるとロックがかかり開けない状態になります。特に時間制限が発生し、最終的には**「iTunesに接続」**と表示されることも。ここでは、初期化せずにパスコードを解除する方法や、初期化が必要なケースの対処法について詳しく解説します。
iPhoneのパスワードを忘れたらどうなる?

パスワードを何回まで間違えられる?
- 5回連続で間違えると「1分間の待機時間」
- 7回連続で間違えると「5分間の待機時間」
- 9回連続で間違えると「15分間の待機時間」
- 10回連続で間違えると「完全ロックされ、iTunesに接続が必要」
一定回数間違えると、iPhoneが開けない状態になり、強制的に初期化しなければならなくなることがあります。
iPhoneのパスワードを忘れた時の対処法

1. iCloudを使って遠隔でロック解除(初期化)
Apple IDを知っている場合、「iPhoneを探す」機能を使って遠隔でiPhoneをリセットできます。
手順:
- iCloud.com にアクセスし、Apple IDでログイン
- **「iPhoneを探す」**を選択
- 「すべてのデバイス」から対象のiPhoneを選択
- 「iPhoneを消去」をクリック
この方法では、パソコンなしでもスマホやタブレットからリセット可能です。
2. iTunesを使って強制初期化(Windowsでも可能)
パソコンがある場合、iTunesを使ってリカバリーモードから強制初期化することができます。
手順:
- iPhoneをパソコンに接続し、iTunesを起動(Windowsも可)
- iPhoneを強制リカバリーモードにする
- iPhone 8以降: 「音量上げる→音量下げる→電源ボタン長押し」
- iPhone 7: 「音量下げる+電源ボタン長押し」
- iPhone 6s以前: 「ホームボタン+電源ボタン長押し」
- 「復元」を選択し、初期化
注意:
- iTunesなしの場合はiCloudを利用
- Apple IDのパスワードも忘れているとアクティベーションロックがかかる
3. パソコンなしでショップや店舗で相談
Apple Storeやキャリアのショップでも、iPhoneのロック解除や初期化のサポートを受けられます。
相談できる場所:
- アップルストア(予約推奨)
- 携帯ショップ(キャリア店舗)(ドコモ、au、ソフトバンクなど)
- 非正規修理店舗(データを残したい場合に相談)
ただし、Apple IDのパスワードが不明な場合は、ショップでも解除できないことがあります。
初期化したくない場合の選択肢

iPhoneのパスコードを忘れた場合、初期化せずに解除するのは基本的に不可能です。ただし、以下の方法ならデータを救出できる可能性があります。
- iTunesやiCloudにバックアップがあるか確認する
- iCloudバックアップがある場合、初期化後にデータ復元可能
- iTunesバックアップがある場合も、リセット後に復元できる
- SIMなしのiPhoneなら、新しいApple IDでセットアップする
- 古いApple IDが不明でも、新しいApple IDで設定できる可能性あり
- 知恵袋などの情報を参考にする
- Yahoo!知恵袋やApple公式サポートフォーラムで、同じ問題の解決策が見つかることも
まとめ:iPhoneのパスワードを忘れたら早めの対処を!

- 開けない場合はiCloudやiTunesで初期化が必要
- 時間制限を超えると強制リセットが必要になる
- パソコンなしでもiCloudを使えば初期化できる
- Apple IDも不明な場合、ショップやアップルストアで相談する
もしiPhoneのパスワードを忘れたら、データのバックアップを確認しつつ、適切な方法で対処しましょう。